Editorial / 会社設立・登記

IT・コンサル 1人法人セットアップ 2026|30日でやる実務とSaaS

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【ご注意】本記事は2026年5月時点の制度・SaaS仕様に基づきます。社会保険料率や登録免許税、各SaaSの料金体系は変動するため、実際の申請・契約前に必ず公式情報(国税庁、日本年金機構、法務局、各SaaSの料金ページ)で最新仕様をご確認ください。個別の税務・労務判断は顧問税理士・社労士へご相談ください。

1. なぜ1人法人を「IT/コンサル」で組むのか

ITエンジニア、コンサルタント、デザイナーといった1人で売上を立てやすい職種で法人化が選ばれる理由は、節税効果と対外信用の2点に集約されます。所得が一定ラインを超えると個人事業主の累進課税(最大55%)よりも法人税の実効税率(中小法人で約23〜33%)の方が安くなり、加えて役員報酬を給与所得控除で受け取れる二段構えで手取りを設計できる、というのが節税側の理屈です。

一方の対外信用は、上場企業や大手SIerと直接取引したいときに「法人格があるか」で取引口座開設可否が決まる現場が今もあります。SES契約や準委任の元請けに入ろうとすると、個人事業主のままでは候補から外されるケースが珍しくありません。受託開発や1人コンサルでもエンタープライズ案件に絡みたいなら、法人化はコストでなく営業要件です。

ただし誤解されがちなのは、法人化のメリットは売上ではなく利益で決まるという点です。売上3,000万円でも経費が2,800万円なら法人化のメリットは薄く、売上1,200万円で利益900万円が残るタイプの方が法人化の旨味が大きい。判断の詳細フレームワークはいつ法人化すべきかに書いたので、まだ迷っている方はそちらを先に読んでください。本記事は設立を決めた人、または既に登記が終わった人向けに、設立後30日の運用設計に絞ります。

シミュレータで自分の数字を当てたい場合は法人化シミュレータ、設立費用そのものの内訳は設立費用計算機を併用するのが手早いです。

2. 株式会社 vs 合同会社:1人法人の選び方

1人法人で最初にぶつかる選択が「株式会社か、合同会社か」です。実務感覚としては、IT/コンサル1人法人の8割は合同会社で困らないというのが筆者の見立てですが、判断軸を整理しておきます。

比較項目株式会社合同会社
設立実費(登録免許税)15万円6万円
定款認証手数料3〜5万円(公証人)不要
設立費用合計(実費目安)約20〜25万円約6〜10万円
決算公告義務あり(官報1社あたり年6万円〜)なし
役員任期最長10年(重任登記が必要)任期なし
対外信用度高い(上場企業・金融機関の認知)中(直近で急速に浸透中)
VC・株式調達可能(株式発行・新株予約権)基本不可(持分会社のため)
向いている1人法人エンタープライズ取引・VC調達志向受託開発・1人コンサル・SES

合同会社のデメリットとして昔から言われていたのは「対外信用が低い」「持分譲渡が面倒」の2点ですが、前者はGoogle合同会社・アマゾンジャパン合同会社・Apple Japan合同会社といった外資系大企業の影響もあって、2020年代後半の感覚値ではかなり緩和されています。後者の持分譲渡問題は1人法人で出資者が自分1人ならそもそも論点になりません。

株式会社を選ぶ合理性が明確にあるのは、(a) すでに大手SIerや上場企業との元請取引が見えていて、与信審査で株式会社の方が通りやすい、(b) 3年以内にVCから資金調達したい、(c) 将来的に役員や従業員を増やす計画があり株式インセンティブを使いたい、のいずれかに当てはまるときです。逆に「年商1,500万円で1人で開発を回す」「コンサル単価で月150〜200万円が安定して取れる」というレンジなら、合同会社で十分に合理的です。

設立手続きそのものを比較したい方は会社設立サービス比較、自分で全部やる場合の流れは会社設立ロードマップを参照してください。

3. 設立後30日の To-Do タイムライン

登記が完了して登記簿謄本(履歴事項全部証明書)が取れるようになった瞬間から、30日のカウントダウンが始まります。1人法人だからといって省略していい届出はほとんどなく、むしろ「自分しかチェックする人がいない」がゆえに、抜け漏れの代償が大きい局面です。

設立後30日 To-Doタイムライン5本のレーン(税務・社保・銀行・クレカ・SaaS)に日付軸で各タスクを配置したガントチャート風タイムライン。設立後30日 To-Do タイムラインDay 0Day 5Day 10Day 15Day 20Day 25Day 30税務署法人設立届出 / 給与事務所開設青色申告承認(〜3ヶ月)年金事務所健保・厚年 新規適用(5日以内)銀行口座ネット銀行(即日〜1週)メガバンク審査(継続)法人クレカカード申込み・与信〜発行会計SaaS契約・初期設定・開始仕訳銀行/カード自動連携税務・会計社保銀行・カード
図1: 設立後30日 To-Do タイムライン — 税務・社保・銀行・カード・SaaSの5レーン出典: 国税庁・日本年金機構の各届出期限を元に筆者作成

税務署系は法人設立届出書・青色申告承認申請書・給与支払事務所等の開設届出書・源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書の4点セット。青色申告は設立から3ヶ月以内が期限で、ここを逃すと初年度は白色になり、青色欠損金の繰越(最大10年)も使えなくなります。1人法人で初年度赤字になる確率は意外と高いので、青色を取り損ねるダメージは数十万円規模に膨らみ得ます。

年金事務所への健康保険・厚生年金保険新規適用届は5日以内が原則。1人法人でも役員報酬を出す以上、加入義務があるというのが法令の建てつけで、「自分1人だから入らない」という判断は実は法令違反のリスクが大きい論点です(後述の罠①で詳述)。

銀行口座は二本立てで動くのが現実解です。メガバンク(三菱UFJ・三井住友・みずほ)は審査に1〜2ヶ月かかるうえ近年は新設1人法人への門戸が狭くなっており、最初の入金や経費引落しを担えません。GMOあおぞらネット銀行や楽天銀行ビジネスといったネット銀行を先行で開設し、後追いでメガバンクを取りに行く順で進めます。

法人クレジットカードは法人口座開設前でも申込み可能なカード(三井住友ビジネスforOwners、freeeカードUnlimitedなど代表者個人与信のカード)を選びます。SaaSサブスク・サーバー代・ドメイン代・広告費の引落し起点になるので、これがないと初月から経費精算が個人カードまみれになって帳簿が荒れます。

会計SaaSは契約してすぐに開始仕訳(資本金入金、設立費用、創立費)を入れるのが理想。Day 5〜20の間に銀行・カードの自動連携設定までやり切ると、初年度の月次クローズが圧倒的に楽になります。詳しいチェックリストは設立後やることチェックリストに書いてあります。

4. 1人法人の必須 SaaS スタック

「1人だからSaaSは最小限で」と考えがちですが、IT/コンサル1人法人で実際に外せないのは5領域に絞られます。逆に勤怠管理・人事労務・本格CRMは入れない判断が筋、というのが筆者の見立てです。

  • 会計:freee会計、マネーフォワード クラウド会計、弥生会計オンラインの三択。インボイス制度・電子帳簿保存法に対応していて、銀行・カード明細から自動仕訳できれば実用上どれでも十分です。決め手は税理士の指定(顧問契約予定なら税理士が使い慣れた方)と、すでに使っているSaaSとの相性。
  • 請求書発行:会計と同シリーズで揃えるのが手間ゼロ。独立系を使いたい場合は Misoca、board、INVOY、freee請求書あたり。
  • 電子契約:日本の取引相手では CloudSign(弁護士ドットコム)かGMOサインがほぼ二択。海外取引が混じる場合のみ Docusign を追加。1人法人なら最初は CloudSign の無料プラン(月5件まで)で十分始められます。
  • コミュニケーション:Slack か Microsoft Teams か LINE WORKS か ChatWork。重要なのは「自分が好きなもの」ではなく「主要取引先に合わせる」で、相手側のチャネルに乗るのが鉄則。1人法人で全部入れても誰も困らないので、必要に応じて使い分けます。
  • ストレージ・メール:Google Workspace か Microsoft 365。独自ドメインのメール、共有ドライブ、ビデオ会議が一式揃うので、月600〜2,000円のBusinessプランは1人法人でも費用対効果が高い。

入れない方が筋のSaaSは、勤怠管理(自分1人なら不要)、人事労務クラウド(freeeやMFの会計と同シリーズで給与計算機能だけ使えば十分)、本格CRM(HubSpot・Salesforce は1人法人にはオーバースペック、スプレッドシートかNotionで足りる)、プロジェクト管理SaaS(既に GitHub Issues や Linear を使っているなら不要)の4領域。月額数千〜数万円のSaaSを「念のため」で入れると、年間で数十万円が静かに消えます。

会計SaaSの詳しい比較は請求書・会計ソフト比較、税理士に外注するかどうかの判断は税務サービス比較に整理してあります。

5. 役員報酬の決め方:社保最適化の頻出ゾーン

1人法人で最大の「設計マター」が役員報酬の月額です。法人税・所得税・住民税・社会保険料の4要素が絡むため最適解は事業利益と個人の家計次第ですが、判断軸として知っておくべきポイントを整理します。

前提として、役員報酬は事業年度開始から3ヶ月以内に決め、原則として期中変更できない(定期同額給与)のが税務上のルールです。設立後の最初の3ヶ月で月額を確定させ、向こう1年動かさない設計が必要になります。期中で勝手に上げ下げすると損金算入できなくなるので、設立タイミングの判断ミスは1年引きずります。

役員報酬月額と社保・所得税負担のイメージX軸:役員報酬月額(0-150万円)、Y軸:負担率(%)。社保負担は標準報酬月額の上限で頭打ち、所得税は累進で右肩上がり。月50万円・83万円・121万円付近にテーブルの境目を示す。役員報酬と社保・所得税負担のイメージ0255075100125150役員報酬 月額 →0%10%20%30%40%負担率 (%)社保負担率(本人+会社)所得税+住民税(累進)★50万: 一人法人の頻出ゾーン83万: 健保等級の累増感が強まる帯社保(健保+厚年、本人+会社合算)所得税+住民税(個人課税)
図2: 役員報酬の月額と社保負担・所得税の関係(イメージ)出典: 協会けんぽ東京都 標準報酬月額テーブル・所得税法を元に筆者作成

実務的によく言われる目安は次の3つです。

  • 月額50万円付近:年収600万円ゾーン。所得税率20%帯に収まり、社保の標準報酬月額テーブルでも中位帯。生活費を確保しつつ法人側に利益を残すバランス型で、1人法人の最頻出ゾーンです。
  • 月額83万円付近:年収約1,000万円。健康保険の標準報酬月額は最高等級(協会けんぽで139万円)まで段階的に上がりますが、この帯から1等級あたりの上昇幅が大きくなり、給与の伸びに対する健保負担の累増感が強まります。生活費が必要な層が次に検討するライン。
  • 月額63.5万円超〜健保最高等級:厚生年金は月額63.5万円以上で標準報酬月額65万円の最高等級に張り付き、ここから上は厚生年金保険料が頭打ち。一方で健康保険は協会けんぽ139万円まで等級が伸びるため、月額121万円付近では「厚年は固定・健保は増加中」という構造になり、比率としての社保負担は徐々に下がっていきます。事業利益が安定して厚く出ている場合に検討する高所得帯。

ただし、これらはあくまで「社保と所得税の交点」だけを見た目安で、実際は退職金設計、配偶者の扶養、ふるさと納税、iDeCo/小規模企業共済の枠、法人側の利益留保(内部留保で投資余力を残すか)といった変数が絡みます。顧問税理士に最低1回はシミュレーションを依頼するのが筋で、自己判断で月額を決めて1年後に「ここまで税金で持っていかれるとは思わなかった」というのが1人法人あるある第1位です。

関連する制度面の整理は1人法人のキャッシュフロー管理もあわせて参照してください。

6. 経費にできる/できないの判断軸

1人法人の経費判断は、個人事業主時代より厳しくなる項目と緩くなる項目が両方あるのが実情です。法人格があるからといって何でも経費になるわけではなく、家事按分のロジックも変わります。

論点になりやすい代表例を3つ挙げます。

  • 自宅家賃の按分:自宅兼事務所の場合、法人と個人で賃貸借契約を結び直したうえで、業務使用部分(床面積比や稼働時間比)を按分して法人が役員社宅として支払う形が原則。個人事業主時代の「家事按分で50%経費」のノリをそのまま持ち込むと、税務調査で否認されるリスクが高い領域です。社宅化スキームを使うと家賃の50〜90%を法人経費にできますが、要件が細かいので税理士に設計を依頼するのが安全。
  • レンタカー・タクシー・出張:業務に直接関連すれば全額経費。ただし「業務関連性」を証憑(議事録、訪問記録、メール)で立証できる体制が前提。1人法人だと自分で記録するしかなく、Googleカレンダーや CRM への記録習慣を初動で作っておくと後でラクです。
  • サブスク類(SaaS、書籍、セミナー、コワーキング、コーヒーチェーンの月額会員):業務利用が明確なら経費。ただし「業務にも個人にも使う」グレーゾーンは、按分率を自分でロジカルに説明できる形にしておく必要があります。Netflix を全額法人経費にして「業界研究」と言い切るのは、税務調査で論破される確率が高い。

原則として覚えておくべきは、「事業に必要と第三者に説明できるか」と「証憑が残っているか」の2点です。レシート・領収書・契約書・メール記録を会計SaaSに紐付けて電子保存しておけば、電子帳簿保存法対応と税務調査対策が同時に進みます。

自宅で登記したくない場合のバーチャルオフィスや、登記住所の選び方はバーチャルオフィス比較に整理しました。1人法人の出張・経費の証憑管理は、領収書アプリ+会計SaaSの自動連携で初動から仕組み化するのが結局いちばん早いです。

7. 1人法人が陥りやすい3つの罠

最後に、1年目に陥りやすい典型的な罠を3つ。いずれも設立後30日の動き方で予防できるものです。

罠①:社会保険未加入のまま放置。「1人法人だし、まだバレないだろう」で加入を後ろ倒しにする例が一定数あります。健康保険法・厚生年金保険法上、法人で役員報酬を出している以上は加入義務があるというのが原則で、年金事務所による加入指導・遡及適用の対象になります。遡及2年分の保険料(数十万〜百万円超)を一括徴収されるケースもあり、設立後5日以内の新規適用届を確実に出すのが正解。役員報酬をゼロにする選択肢は理論上ありますが、生活費との兼ね合いで現実的でないことが多い。

罠②:帳簿整理の後ろ倒し。「決算前にまとめてやる」で1年分の領収書を年度末に整理しようとすると、ほぼ確実に破綻します。記憶が飛んだ経費は計上漏れになり、証憑が見つからない取引は否認リスクが残る。会計SaaSと銀行・カードの自動連携を設立後20日以内に組んで、月次で30分使うだけのオペレーションを最初から組み立てるのが、結局いちばん安く済む。

罠③:期末駆け込み経費。事業年度末が近づいて「思ったより利益が出てしまったから経費を作ろう」で高額な備品を買ったり、必要のないSaaSを年払いで契約したりするパターン。一時的に利益は減りますが、キャッシュアウトしているのは事実なので翌期の運転資金が痩せます。利益が出ているなら役員報酬の設計を翌期に向けて見直すか、小規模企業共済・経営セーフティ共済(倒産防止共済)への加入で繰延べる方が、ほぼ常に合理的です。

設立後30日の動き方ひとつで初年度の手取りが数十万〜百万円単位で変わる、というのは大げさではありません。設立後やることチェックリストと本記事を併読しつつ、自分の数字は法人化シミュレータで当ててみてください。判断に迷ったら、設立3ヶ月以内に税理士1人とは契約しておくのが安全側に倒した正解です。

よくある質問(FAQ)

Q. 株式会社と合同会社、1人法人ならどちらが向いていますか?

IT/コンサルの1人法人で対外的な信用(上場企業との取引、VC調達の可能性、求人)を重視するなら株式会社、設立コストとランニングコストを徹底的に下げて自分の手取りを最大化したいなら合同会社が合理的です。株式会社は設立実費だけで定款認証3〜5万円+登録免許税15万円、合同会社は登録免許税6万円のみで、決算公告義務もありません。1人で売上1,000万円〜3,000万円規模を回すIT受託やコンサルなら、合同会社で十分なケースが多いというのが実務感覚です。

Q. 1人法人で社会保険は必須ですか?

法人で役員報酬を出している以上、原則として健康保険・厚生年金への加入義務があります(健康保険法・厚生年金保険法)。「1人だから入らなくてよい」は誤りで、年金事務所の調査対象になるリスクが大きい論点です。設立後5日以内に「健康保険・厚生年金保険新規適用届」を年金事務所へ提出するのが本来のルートで、役員報酬をゼロにする選択肢を除いて加入回避はほぼ不可能です。

Q. 役員報酬はいくらが最適ですか?

会社利益と個人手取りの両方を最大化する観点で、目安となるラインが2つあります。1つ目は社会保険の標準報酬月額が一段上がる手前で止める考え方(東京都・協会けんぽの場合、月額50万円付近・83万円付近・121万円付近など料率テーブルの境目)、2つ目は所得税の累進が大きく跳ねる年収900万円・1,800万円の壁を意識した設計です。月額50万円〜60万円あたりが「社保負担を抑えつつ生活費を確保する」一人法人の頻出ゾーンですが、最適解は事業利益と個人の家計次第なので税理士に必ず相談してください。

Q. ITエンジニア1人法人で外せないSaaSはなんですか?

会計(freee/マネーフォワード/弥生のいずれか)、請求書発行(会計と同シリーズ、または Misoca/board)、電子契約(CloudSign or GMOサイン)、コミュニケーション(Slack または LINE WORKS、相手側に合わせる)、ストレージ(Google Workspace か Microsoft 365)の5領域は実質必須です。逆に勤怠管理、人事労務、本格CRMは1人法人ではコストに見合わないことが多く、入れずに済ませる判断が筋です。

Q. 設立後最初の1ヶ月で必ずやるべきことは?

優先順位順に、(1) 税務署への法人設立届出書・青色申告承認申請書・給与支払事務所等の開設届出書(青色は設立3ヶ月以内が期限)、(2) 年金事務所への健康保険・厚生年金保険新規適用届(5日以内)、(3) 法人口座開設の申込み(メガバンクは1〜2ヶ月かかるのでネット銀行併用)、(4) 法人クレジットカード申込み、(5) 会計SaaS契約と開始仕訳の登録、の5本です。労働者を雇わない1人法人は労働基準監督署とハローワークへの届出は不要です。

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